DeepLearning.AI創業者のアンドリュー・ン氏が、チャットで終わらず資料作成やSlack送信、カレンダー更新まで実行するオープンソースエージェント「OpenWorker」を発表した。Mac対応でWindowsも予定、GPT-5.6やClaude、Geminiなど任意のAPIキーで動作し、モデル非依存でデータをローカルに保てる設計だ。
AIエージェント、ヘルスケア連携、規制強化、投資拡大、国際競争という複数の軸で業界が急速に進化している。アンドリュー・ン氏のOpenWorkerはチャットを超えた実行型AIの実用化を示す一方、OpenAIのChatGPT Healthは個人の健康データまでAIに統合させる流れを加速させている。同時に米議会のキルスイッチ法案やGoogleの巨額投資、米中間のオープンウェイト技術を巡る緊張は、AIが単なる技術ではなく地政学的・規制的な重要課題へと位置付けられていることを浮き彫りにしている。
アンドリュー・ン氏、完成物を届けるオープンソースAIエージェント「OpenWorker」発表
OpenAI、ChatGPT Healthを米国全ユーザーに開放
OpenAIはChatGPT Healthを米国の全ユーザー向けに提供開始した。Apple HealthやMyFitnessPalなど外部サービスの個人データを連携し、医療記録や健康情報を統合して扱える機能を備える。
健康データまでAIに預ける前提が、静かに標準化されつつある。
米議会、AI「キルスイッチ法案」を準備
米議員らが「AIキルスイッチ法案」の提出を準備している。国土安全保障省の長官の指示でAIシステムの停止や制限を命じられる権限を持たせる内容だ。
Google、AI投資急増で初の四半期キャッシュフロー赤字
Googleが四半期として初めてキャッシュフローが負になったと報じられた。四半期売上は増加を続けているものの、AI関連投資の急増がその要因とされる。
増収でも現金が出ていく構図は、投資規模の大きさを物語る。
ハサビス氏、英AI担当大臣就任に祝辞
Google DeepMindのデミス・ハサビスCEOは、英国のAI担当大臣に任命されたKanishka Narayan氏に祝辞を送った。Narayan氏は就任48時間で英国のAI製造業化や国家安全保障、労働者との対話など複数の施策に着手したと明かしている。
企業トップと閣僚が直接連携する距離の近さが、この分野特有だ。
モリック氏、米中の開かれた重み型モデルを巡る緊張拡大を指摘
ウォートン校教授のイーサン・モリック氏は、米国が蒸留モデルへの対抗措置の権利を留保すると発表した一方、中国発のKimiが蒸留を行っているとの報道が出るなど、米中間でオープンウェイトモデルを巡る緊張が高まっていると指摘した。
技術の話が、いつの間にか外交案件になっている。