Googleは10月9日から、Geminiを無料プランで使うユーザーが利用できるモデルを「Flash Lite」のみに制限する。現在は無料ユーザーもGemini FlashやProを選んで使える。The Vergeが報じた。上位モデルを使い続けるには有料プランへの加入が必要になる。
無料で試せる範囲は広がるどころか、静かに狭まり始めた。
GoogleがGeminiの無料プランで利用できるモデルをFlash Liteのみに制限する一方、Anthropicはスタートアップ向けにClaude Teamを1年無料で提供し、無料枠をめぐる戦略が正反対に分かれた。Mistralは1兆パラメータのオープンウェイトモデルで米中に対抗する。AI企業の広告事業を装うフィッシングや、サイト側のブロックに阻まれるAIエージェントなど、普及に伴う摩擦も表面化している。
Googleは10月9日から、Geminiを無料プランで使うユーザーが利用できるモデルを「Flash Lite」のみに制限する。現在は無料ユーザーもGemini FlashやProを選んで使える。The Vergeが報じた。上位モデルを使い続けるには有料プランへの加入が必要になる。
無料で試せる範囲は広がるどころか、静かに狭まり始めた。
フランスのMistral AIは、1兆パラメータ規模のマルチモーダルモデル「Mistral Large 4」を公開した。社内では「Le Chonk」の愛称で呼ばれる。重みを公開するオープンウェイト形式で、同社は「中国以外では最高のオープンウェイトモデル」だとしている。米国と中国の競合を上回ることを狙う。
「まだ競争に残っている」と自ら言う必要がある位置にいる欧州勢。
セキュリティ研究者が、ChatGPT、Gemini、Claudeの広告サービスを装う偽ポータルを使ったフィッシング基盤の詳細を公開した。攻撃者が人手で操作する仕組みで、被害者のログイン情報に加え、多要素認証(MFA)のコードも盗み取る。The Hacker Newsが報じた。
AI企業の広告事業が、詐欺師にとって新しい「偽装先」になった。
買い物や航空券の予約、店の予約を代わりに行う個人向けAIエージェントは、Webサイト側の意図的なブロックやボット対策によって動きを妨げられている。TechCrunchが、エージェントの代行利用がサイトのアクセス制限とぶつかっている現状を報じた。
人間の代わりに来た客を、店がまだ客として認めていない。
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は、高度なAIが悪意ある者の手に渡れば「非常に危険(super dangerous)」になりうると警告した。同社はOpenAIに650億ドル規模を投じており、報道はこの発言がその投資にガバナンス上のリスクを加えるものだと伝えている。
AIに最も大きく賭けた人物の口から出る警告ほど、重みがある。
Nvidiaが出資するAIコンピューティング企業のLambdaは、最大40億ドル(約6000億円)を調達する。調達前の企業価値は145億ドルで、CoatueとBlackstoneが主導する。同社は2027年の新規株式公開(IPO)を予定している。
AIの主役はモデルでも、資金は計算資源を貸す側にも流れ続けている。
Anthropicは、スタートアップ向けにチーム用プラン「Claude Team」を1年間無料で提供し、さらにAPIで使える1000ドル分のクレジットも付与するプログラムを始めた。同社は「AIの恩恵の多くは、モデルの上に製品を作る企業を通じて人々に届く」とプログラムの狙いを説明している。
無料枠を削るGoogleと、無料枠で囲い込むAnthropic。同じ日に正反対の手を打った。