OpenAIは、同社の取り組み「Patch the Planet」の一環として、自社のAIモデルが研究者と協力し、PHPに重大なセキュリティ上の欠陥を見つけたと発表した。PHPは世界のウェブサイトの約70%で使われているとされるプログラミング言語だ。修正にはPHPエンジンの大きな変更が必要だったため、OpenAIは約2か月かけてメンテナーやセキュリティ企業と連携し、公表前に対策を準備した。PHPを使う全サイトは、最新版へのアップデートで安全を確保できる。報道によると、発見したモデルはGPT-5.6 Solで、セキュリティ企業Wizも同じ欠陥をGoogleのGemini 4 Argonで独自に見つけていた。OpenAIはこの事例を、攻撃者より先にAIが脆弱性を見つけて守る側に準備の時間を与えた「Defender's Window」の実例と位置づけている。
守る側が先に見つけた、という但し書き付きの朗報。