AI News Pulse
2026.10.31
MORNING 7 stories
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Cursorのマーケットプレイスで改ざん版Claude Code拡張機能が約12時間配布され、最大5000人に影響した事件は、公式名を冠した拡張機能でも自動更新で乗っ取られる危険を示した。AIエージェントがマウスへの遺伝子治療を自律的に選択・実施し、装置の不具合時には人間の説得を拒んで手を止めた研究も注目に値する。検索流入の減少やAI学習拒否の共通規格、SNSにあふれるAI返信など、AIとWeb上のトラフィックやコンテンツとの関係を問い直す動きも相次いでいる。

Cursorのマーケットプレイスで改ざん版Claude Code拡張機能が約12時間配布 最大5000人に影響

AI開発ツールCursorの拡張機能マーケットプレイスで、AnthropicのClaude Code用VS Code拡張機能の改ざん版(バージョン2.1.313)が約11〜12時間配布された。影響は最大5000人。この版はユーザーデータを盗み、外部から遠隔操作できる状態を作ろうとしていた。数時間後にAnthropicが2.1.314を公開し、Cursorはマーケットプレイス全体を一時停止して、安全を確認してから再開した。報道時点でAnthropicから利用者への警告は出ていない。

公式の名前が付いた拡張機能でも、自動更新で丸ごと乗っ取られる。

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AI不正を警告していたダートマス大学の副学長、自分のAI利用を開示せず辞任

ダートマス大学のサンティアゴ・シュネル副学長(provost)が辞任した。同氏は8月、ワシントン・ポストに大学でのAI不正を論じる寄稿をしていた。大学の諮問委員会は、学術論文とこの寄稿でAIを大きく使っていたのに、出版社が求める開示をしていなかったと認定した。同氏は大学のノートPCは提出したが、個人のLLMアカウントのログは出さず、委員会との面談にも応じなかった。報告書はこれを「不十分な協力」と記している。

AI不正への警告文そのものが、開示されていないAI利用の産物だった。

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Claudeが遺伝子治療薬を自分で選び、マウスの脳に注入 人間は判断に関わらず

AnthropicのClaudeモデルを使ったAIエージェントが、てんかんのマウスに脳の手術を行った。治療薬、脳の狙う部位、注入する座標をすべてエージェントが自分で決めた。研究を率いたOcana-Santero氏によると、AIエージェントが治療法を自分で選び、生きた哺乳類に投与したのは初めてだという。手術中に装置の調整ミスが起きると、エージェントは続行を拒み、人間が説得しても考えを変えなかった。

腕前より、手を止める判断を譲らなかった点のほうが目を引く。

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RedditのハフマンCEO「GoogleのAIモードは誰にもアクセスを送らない」 検索からの流入が週100万件超減少

Reddit CEOのスティーブ・ハフマン氏によると、10月にGoogle検索からの流入が週100万件以上減った。決算は好調だったが、株価は25%以上下がった。同氏は、GoogleのAI OverviewsとAIモードが外部サイトへのアクセスをほとんど生まないと批判した。Redditはログインを求める仕組みを試しており、オープンなWebに頼らず、ユーザーが直接訪れる場所になることを目指している。

検索でAIが答える分だけ、サイトを訪れる人が減る。

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OpenAI・Google・Microsoft・Anthropic、AI学習の拒否を一括で示せる共通規格を採用へ

OpenAI、Google、Microsoft、Anthropicの4社が、Webサイト運営者がAIによるデータ収集(スクレイピング)を拒否できる新しい規格を採用すると表明した。サイトのrobots.txtに共通の「policy token」を書けば、AI学習に使ってよいかどうかを複数の企業にまとめて伝えられる。これまでは企業ごとに個別の設定が必要だった。規格はAnthropicで標準化を担当するKevin Kelley氏がIETF(インターネット技術の標準化団体)に提案した。

1行の記述で4社にまとめて意思を伝えられる。

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DoorDash、外部AIエージェント経由の注文は「数百件」のみ 四半期の総注文は約10億件

フードデリバリー大手DoorDashのトニー・シューCEOは、第3四半期の決算説明会で、外部のAIエージェント経由の注文は始まってからの累計で「数百件」にとどまると明かした。同社のこの四半期の総注文数は10億件弱。シュー氏は「利用は非常に少ない」と認めた。そのうえで、他社のエージェント開発企業と組むことには前向きな姿勢を示している。

AIエージェントによる買い物は、話題の大きさと実際の利用件数にまだ大きな差がある。

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イーサン・モリック氏「AIの低品質な返信だらけで、もうソーシャルメディアとは呼べない」

ペンシルベニア大学ウォートン校のイーサン・モリック教授がXに投稿した。自分の投稿には毎回、明らかにAIが生成した中身のない返信が何十件も付くという。Anthropicの関係者が本人の指摘に応えるなど、人間からの本物の返信があっても、表示アルゴリズムはそれを上に出さないと批判した。この投稿は677件の「いいね」を集めた。Robert Scoble氏は、自分の短い返信もAIっぽく見えるのを恐れて返信を控えるようになったと反応した。

人間のほうが、AIと思われないよう振る舞いを変え始めている。

元記事(X)を読む(@emollick)→
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